このテーマを元に地産地消Projectメンバーで行われた話し合いを残します。
※プライバシーを考慮し、名前は伏せ、イニシャルにしていただきます。
Y:今まで地産地消に興味を持った理由を話してくれたけど、実際地産地消のことをどう思いますか?良い、悪い、現実的でない、絶対進めるべき、など……。活動を行いながらどのような印象を持っているか気になる。そういうのも聞きたい。
Ka:みたカレーすごい評判だったけど、野菜販売では最近売れ残りが出てくるようになった。学生の皆、自分でご飯作ることに興味なくなっているのかな?だから、スーパーで既にできているもの買いたいのかも。理念として地産地消を進めていきたいけど、今の人のニーズとのギャップも感じてジレンマになっている。
直売所ツアーもやるってことは一つ一つの直売所が離れているのかな?
Y:以外とまとまっている。離れているわけでもないけど隣でもないかな。商店街みたいにまとまってたら色んなお店に行ける。
Ka:都会の中で買う場所が離れてたら忙しい人にはわざわざ行くのは面倒かも?ライフスタイルとマッチしてないのかもね。
Y:スーパーの良いところは、野菜を買いに行ったら醤油も肉もあるところ。それが悪いとは思わない。でもその度が行きすぎて遠い所から安く納品するとか、会社を大きくするとかは違うと思う。色々なものが一つの場所で買えるっていうのは見合っていると思うし、それが商店街だったとは思うけど、それを地産地消にすることもできるかな?
Ka:地産地消自体の良さを知らない人の方が多いのでは?意識し始めたら、地産地消のものを買おうと思うかもしれないけど、そこまでに至らないのかも。スーパーが既にあるし、家族もいつも行ってるしというのが積み重なっていると、そのように思わないかも。
Y:広島のスーパーマーケットに行って、地産地消コーナーに行ったけど、地産地消のもの方が普通のものより高く、高くて買えなかった。また地産地消のものは特産品ばかりではないので、新潟の米や福岡のあまおうなどの方が美味しいかもしれない。地産地消よりそちらの方が安いし、ブランドなので魅力がある。なんで遠い方が安いのか、矛盾。大量生産だからかな?
Ku:近くの場所でも大量生産してたらどうなんだろう?ガッキでは三鷹野菜の方が安いって言ってた。卸売などを通すよりも。
Y:子供の頃地産地消のものの方が高いのを見た時、幼なかったから広島の人ケチだなって思ってた。でも、そういう現状があったとしても地産地消進めるべきだと思いますか?人々のニーズに合ってなかったとしても。
地産地消のものではない場合、安く質の良いものを人に提供できていて、良いところもある。でも良くない部分もある。そこを明確にしたら地産地消の意義が書けるんじゃないかな?
Ka:地産地消は他の社会問題とも繋がっている。大量生産の中にはどんな人が働いているのかとか、遠くからわざわざ運ぶことで無駄な輸送が発生して環境問題にもつながるとか。カナダ産アメリカ産のものが日本にまで届いているということは、それほど大量に作られているし、それほど農薬も使われていて健康にも問題がある。
Y:大量に作っているということは効率性を求めているから農薬なしでは難しいのでは?
Ku:昨日、三鷹の農家さんの所に見学に行ったけど、すごくこだわっていらっしゃって、農薬使っているけど極端まで減らして他に方法ないか探している。そういう話を聞くと信頼できる。
都市部では色んな種類の野菜を少量で生産しているけど、地方では比較的大きい範囲で生産している。地産地消は地方において考えたらどうなんだろう?よく分からない。
Y:地方で地産地消できないのは人がいないからだと思う。都心は人がいるから地産地消が成り立つけど、地方では人がいないし、産業として農業をやらないといけないから、いかに多くの作物を育てて都市部に売ってお金を得るかが大事だから、小さく行えない。でもそれを成り立たせているのは、都市が地方の作物を輸入している状況。国の政策で農業を地方に押し付けている。都会が自分たちで時給できるようになれば、地方は自分たちのものを生産できるようになる。もっと人が移住するのも必要。
Hi:僕たちは何を軸にして生きていけばいいのでしょうか。
ICU 地産地消 -Make&Consume Local- Project
ICUから地域の方々とつながっていくことはできないだろうか…?ということで、始まったのがこのプロジェクト。地産地消の取り組みを通して、心から豊かな生活を築いていきましょう!!
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